プログラムが目指すこと

環境、エネルギー、貧困・格差の問題など、複雑に絡み合った地球規模の課題から、日本の農業や食の課題まで、
身近な「食べ物」を切り口に考えていく包括的なプログラムです。

「感じて」「考えて」「行動する」人づくり

私たちの社会を取り巻くさまざまな課題に対し、自ら主体的に考え、行動することで、
持続可能な社会づくりを担う人材の育成を目指しています。
プログラムに参加→理解・発見する→疑問・興味をもつ→自発的な行動力を身に付ける

学校現場でのカリキュラム制作サポート

教育現場での食農・環境教育のノウハウの蓄積やカリキュラム制作の一助として頂くことで、
プログラム実施後も学校での総合授業などの充実に貢献することを目指しています。

プログラム概要

対象:小学校中学年以上 時間:最大10時間※アレンジ自由 授業形式:スタッフまたはゲストスピーカーによる出張授業

学習テーマ

  • 世界のこと(1) ~食りょう問題と南北問題~
  • 世界のこと(2) ~ソロモン諸島を例に~
  • 環境のこと ~限りある資源・エネルギー~
  • 私たちの暮らしと農業(1) ~日本の食と農業の今~
  • 私たちの暮らしと農業(2) ~農家さんの話を聞いてみよう~

プログラムの特長

実践型のNGOだからこそ提供できるプログラム

途上国(南太平洋ソロモン諸島)の地域開発支援や日本国内での中山間地支援の活動をする
NGOのスタッフが講師です。
実践しているからこその気付き、現場とのネットワークを活かした学びを提供します。

実践型のNGOだからこそ提供できるプログラム

遠い問題を身近に感じさせる工夫

途上国の問題や環境問題など、日頃身近に感じづらい問題はワークショップや現物を提示し、
実感を伴うよう工夫しています。

遠い問題を身近に感じさせる工夫

豊富な映像資料やデータ、クイズなどの活用

活動の中で撮影した画像や映像など、豊富な映像資料やデータを元にクイズ等も織り交ぜた
プログラムです。
映像やクイズを活用することで、興味を感じさせる工夫をしています。

豊富な映像資料やデータ、クイズなどの活用

学習テーマについて

世界のこと(1)~食りょう問題と南北問題~

ねらい
・食べ物を通じて、世界にはさまざまな不均衡があることを知る
・世界の問題が自分たちの暮らしとどう関係しているかを学び、自分たちの 暮らしを
 見つめなおす

世界のこと(1)~食りょう問題と南北問題~

世界のこと(2)~ソロモン諸島を事例に~

ねらい
・ソロモン諸島のゲストの話を聞き、世界にはさまざまな暮らしや文化があることを知る
・ソロモン諸島を事例に、途上国で起きている問題とその原因を知る

世界のこと(2)~ソロモン諸島を事例に~

環境のこと~限りある資源・エネルギー~

ねらい
・地球上の生き物すべてにとって、環境は大切であることを知る
・地球上の資源には限りがあることを知る
・私たちの暮らしも多くの資源を使うことで成り立っていることを知る

環境のこと~限りある資源・エネルギー~

私たちの暮らしと農業(1)~日本の食と農業の今~

ねらい
・農家の高齢化や担い手不足など、日本の農業が抱えている問題を知る
・農業の大変さ、大切さを知る
・世界で起きる問題と、私たちの農業・食の問題のつながりを知る

私たちの暮らしと農業(1)~日本の食と農業の今~

私たちの暮らしと農業(2)~農家さんのお話を聞こう~

ねらい
・農家さんの話を聞き、作物を作ることの大変さや楽しさについて学ぶ(お米作り)
・農家さんに農作業を教えてもらうことで、プロの技術を知る(お米作り)
・農家さんの話を聞き、日本の伝統的な技術や知恵を知る(味噌の加工)
 ※実施校数を限定させていただく場合がございます。

私たちの暮らしと農業(2)~農家さんのお話を聞こう~

その他オプション

学校田への稲の提供/学校給食への食材提供/お米、手前味噌などの試食/農作業体験の案内

カリキュラムの作り方

総合科目のテーマや学校のカリキュラムに合わせ、
学習テーマを2~10コマの間で自由に組み合わせることが出来ます。

「食べ物」を切り口に学ぶ世界・環境・農業(5年生)計10コマ

たとえば

使用するテーマ:
内容:
世界のこと(1)(2)、環境のこと、私たちの暮らしと農業(1)(2)
食べ物を切り口に農業・途上国・地球全体の環境問題を学ぶとともに、
それらの問題がどのように私たちの暮らしと結びついているかをみていきます。
全ての要素の入った総合的なパッケージです。
てすとテストてすとテスト

お米作りから考える、日本の農業(3年生、5年生)計4コマ

使用するテーマ:
内容:
私たちの暮らしと農業(1)(2)
学校田で栽培したお米の収穫作業を、農家さんと一緒に行います。
また、お米作りのお話や、農業の楽しさ・苦労を農家さんの生の声で学びます。
身近なお米を通して、日本の農業の課題や可能性を考えるコースです。
てすとテストてすとテスト

プログラム実施の流れ

お申し込み後の流れ

プログラムに参加→理解・発見する→疑問・興味をもつ→自発的な行動力を身に付ける

実施に際してご協力いただくこと

① 当プログラムをサポートいただいているコスモ石油エコカード基金への報告用として、
  授業風景の写真を撮影させていただきます。予め使用の許可をお願いいたします。
② ゲストスピーカーの授業後には、児童からのメッセージや手紙の送付にご協力ください。