ひとにぎり新聞

まちとむら双方の実践の先に見えるものとは

都市部の消費者と長野県飯綱町のファーマーさん、自治体との協働で取り組んだ「ひとつぼ雑穀プロジェクト」が収穫を終えた。この事業の目的は雑穀栽培を通じて、農村と都市を如何に「実践で結ぶか」という試みにある。

2年目を終えて課題の中にもこのプロジェクトが目指す先が明確になってきた。今年参加されたファーマー、オーナーの皆さんはそれぞれの関心や興味でご参加いただいたと思う。オーナーのある方は「健康や美容に良い雑穀を」また、「消費者として農業を考えたい」、そしてファーマーは「雑穀栽培に興味がある」、「消費者と交流をしてみたい」などなど。参加の入り口はそれぞれの興味と関心で構わないが、2009年は同時に参加者全員でひとつの目標を共有しきれなかった事に物足りなさが残ったのも事実。これは生産と消費、農村と都市の距離と置き換えてもいいのかもしれない。

物理的な距離を埋めるためとはいえ、生産現場の農村に直接足を運んだり作業のお手伝いをさせて頂くことは、正直難しい。しかし、消費地ももうひとつの現場であるとすると、都市と農村の双方で出来ることを共有テーマとして掲げ、より実践的なアクションにつながればそこから見える新たな関係があるのではないかと思いを馳せるのである。来年はもっと本音を語りながら多くの仲間とまたご一緒できればこんなにうれしいことはない。【APSD代表 伊藤健治】

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ひとにぎり新聞予告版

ひとつぼから始まるアクション!

◆ひとつぼ雑穀プロジェクトとは?

ひとつぼ雑穀プロジェクトは、高齢化や後継者不足により耕作放棄地が増えていくのを「なんとかしたい!」という【むら】と【まち】の両方のオモイから始まりました。食糧の安全問題、環境問題、農業の衰退など現代の様々な課題に対し、生産者、消費者、企業といったそれぞれの立場から、今ある資源を活かし、それぞれの立場だからこそできることを持ち寄って解決へのワンアクションを起こすプロジェクトです。私たちは、年々増え続ける遊休農地を「一坪」から活用し、地域の農家の方と雑穀栽培に取り組んでいきます。

長野県飯綱町のひとつぼ雑穀ファーマーさんたちが雑穀を育て、ひとつぼ雑穀オーナーさんに収穫した雑穀を届けます。地元の農地再生、作ったものを待っててくれる人がいるという作り手側のメリットと、自分の畑で安心・安全な食べ物を作ってくれる人がいるという消費者側のメリット。この互いにハッピーな関係がひとつぼ雑穀プロジェクトの継続する力になります。

◆だれが関わっているの?

プロジェクト始動におき、【飯綱町】の呼びかけに応じて集まった【ひとつぼ雑穀ファーマー】が、【農業普及委員】と協働して雑穀の栽培にチャレンジします。それを支えるのは、「ひとつぼ」を約束してくれる【ひとつぼ雑穀オーナー】の方や、【キッチンファーマー】なるレストラン経営者の方々です。

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ひとにぎり新聞予告版

農からはじまる「ヒトニギリ」 2009 活動宣言

 

IMG_9197.JPG食の安心・安全・・・ 環境保全・・・  帰農志向・・・

世界同時不況・・・ 何が本物なのか?

こんな時だからこそわたしたちは 

自分にとっても相手にとっても地球にとっても

皆がハッピーになるそんなコトにチャレンジします。

まちとむらをむすぶ「ひとつぼ」からのアクション!をコンセプトに実施した、2008年「ひとつぼ雑穀プロジェクト」。プロジェクトを通じて様々な人々と出会う中で、私たちに気づきや学び、そして課題が残りました。「むら」側ではひとつぼファーマーの皆様と活動を取り組む中で、雑穀だけでなく、季節の野菜や果物、手作りの農産加工品、地域の文化や歴史など「まち」側にもっと伝えたいコトが沢山ありました。「まち」側ではオーナーの皆さんがどんな要望や意見をお持ちなのかを知る為の機会を作り、「むら」側にもっと伝えたいことがたくさんありました。

2009年「ひとつぼ雑穀プロジェクト」はバージョンアップします!

 

 

ひとにぎり新聞飯綱特別版

ひとつぼ雑穀のお目見え@アースデイマーケット

 先月最終の調整作業を終えた「ひとつぼ雑穀」たちが、いよいよアースデイマーケットに登場です!写真は22日(土)のアースデイマーケットにて、ずらりと並ぶ「ひとつぼ雑穀」たち。5月の雑穀栽培講習会から始まり、ひとつぼファーマーたちが季節を通して育てた雑穀。とうとう都会で待つ方々の元へ届く時がやってきました。

 当日は、お越しいただいたお客様も、スプーンでの量り売りを楽しんだり、袋の中でカラフルに何層にも重なる雑穀を目で楽しんだりと、終始賑やかなブースとなりました。また、ラーメンに雑穀を混ぜて作ってみたいという職人さんや、レストランで雑穀レシピを考案中という料理人さんもいらっしゃって、雑穀のさらなる可能性や広がりを感じました。

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 生産から消費まで、「人任せにしない」。今回は雑穀を通じて、そんな想いがカタチとなって見えた1日でした。来月のアースデイマーケット(12月20日開催予定)でも引き続き「ひとつぼ雑穀」を販売しますので、お時間ある方はぜひお越し下さいね。ひとつぼオーナーさんは、お好みブレンドはもちろんのこと、オーナーさん限定ブレンドもご用意しております。さらに今回は、ひとつぼファーマーでもある寺島さんの手作りみそもおすそ分け!飯綱の大豆、井戸水、さらに町自慢の特A米コシヒカリを麹として使用した逸品です。どうぞ当日お越しの際はお声をおかけ下さい。